ペインクリニック科ではプロバンサイン(抗コリン薬)とパキシル(SSRI)という薬を処方してもらいました。
多汗症に対して抗コリン剤が使用されていますが、唯一保険適応があるのは臭化プロバンテリン(商品名;プロバンサイン)です。また口の渇きや眠気などの副作用があります。
多汗症の患者さんは発汗に対する恐怖心で情緒不安定になることがあり、自律神経失調症に効果のあるトフィソパム(商品名;グランダキシン)や抗不安薬で抗コリン作用をもつパロキセチン(商品名;パキシル)が有効との報告もありますが、向精神薬の使用に熟達している医師に相談された方がよいでしょう。
実際に プロバンサインは頓服で汗が出そうなイベント(発表、グループディスカッションなど)のとき飲んでいました。ある程度は汗は抑えることができました。また、副作用では顔面紅潮で、赤面症の症状を悪化させてしまいました。
しかし、私は本当の緊張(人前で発表)のときは効き目はなかったです
次にパキシルはSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)に分類される抗うつ剤になります。阻害薬)というもので、主にセロトニンの働きを高める作用が期待できるお薬です。
セロトニンは主に不安や落ち込みなどに関係しており精神症状の改善に効果が期待できます。なので、うつ状態だけでなく、不安の病気にも幅広く使われています。
パキシルを飲みはじめて二週間くらいは吐き気がすごくて、授業中など吐き気がでて大変でした。しかし、2週間を過ぎた、その後は吐き気はありませんでした。
パキシルの効き目はあまり実感せずに、やはり根本的なところが解決できず、他の病気ではないかと疑い③内科の方を受診することを決めました。