~パキシルを断薬するにあたりあたり、先生にいくつか指示を頂いた。
このような薬は離脱症状があり、いきなり飲まなくなるとシャンビリなどが起こることがあると言われた。
またパキシルは、離脱症状に注意が必要なお薬です。抗うつ剤の中でも最も離脱症状が目立つお薬と言えます。減量は慎重に行っていく必要があります。
そしてお薬の血中濃度は、飲み続けていくことで安定していきます。およそ半減期の4~5倍の時間で安定するといわれていて、このようになると定常状態と呼ばれます。
引用元:https://cocoromi-cl.jp/knowledge/psychiatry-medicine/paroxetine/about-paroxetine/
そのため少しずつ減量することにした。
私はパキシルCRを40mg飲んでいたため、2週間ごとに5mg減量していった。
35→30→25mg→20......→6.25mgまで異常なく減量に成功していった。
しかし、最後の6.25mgからが地獄だった。
1日おきにパキシルCR6.25mg服用しないようにしていたが、普段通り生活しているときに突然ビリッと頭の中に響くようなことが多くなった。
これは俗にいうシャンビリというもので、パキシルの離脱症状の一つで有名であるということだった。
【離脱症状】
薬物摂取を止めようとするとき、不快な身体的・精神的症状に襲われる状態。例として抗うつ薬のパキシルは、服用を中止するとき徐々に減量していかないと「シャンビリ」と呼ばれる知覚障害に襲われるケースが多い。引用元:
また、電車の中で突然脈が速くなり、汗が出始め、気持ち悪くなり、吐き気を催すことがあった。
快速電車であり何駅か通り過ぎるため、その数分が地獄だった。
もしかしたら、セロトニン症候群だったのかもしれない。
セロトニン症候群:抗うつ薬等の服用により、脳内セロトニン濃度が過剰になることによって引き起こされる症状の総称。主な臨床症状は、神経・筋症状(腱反射亢進、ミオクローヌス、筋硬直等)、自律神経症状(発熱、頻脈、発汗、振戦、下痢等)、精神症状の変化(いらいら、不安、焦燥、錯乱、興奮等)で、服用開始数時間以内に現れることが多い。中止により消失するが、まれに横紋筋融解症や腎不全などの重篤な状態に陥ることがあり注意が必要です。
上記のようなことが続いたが、約半年後には目立った症状は出なくなった。
しかし、体重増加は一年くらい続き、MAX8kgほど増えてしまった。