星状神経節ブロック(SGB)とは頸部(首)にある交感神経節に局所麻酔を注入する治療法であり、効果としては頭・首・顔・肩・腕・手・上胸背部への血行をよくし、痛みを和らげたり、筋肉の緊張を解かす作用があるものである。
要するに病気やストレスなどで乱れた体の調和を回復させるもので自律神経を整えるものである
ブロック方法は至って簡単であり、ベッド上に仰向けになり、首元の星状神経節に注射局所麻酔薬の1%カルボカイン(病院によって違う)を行って、30分ほど安静にしてから治療終了というものだった。
薬を注入しているときは肩や後頚部、背部にズーンと響くことがあるが、終わってみるととても気分が爽快になる。
また、首は左右の二か所を選ぶことがあるが、私は数十回打ってみて右がとても合うため、ほとんど右側を注射してもらっている。
この注射の副作用は注射を行った側の目が充血(時間とともに消える)するくらいである。
この治療を初めて、数回はあまり効果は得られなかったが、5回目くらいから顔面多汗症で気になっていた額汗が出なくなってきた。
また、先生は注射後3週間は効き目があるためその3週間で人前に出たり、大勢の中で会話をしたり、成功体験を身体に覚えさせるといいよと口にしている。