多汗症で発汗する要因として以下の三つがあるとされている
①温熱性発汗といい、暑い時や激しい運動時に体温が上昇すると脳の視床下部にある体温調節中枢が指令を出し、じわっと全身の汗腺から発汗します。
②精神性発汗といい、恐怖や緊張、興奮などの強いストレス時に脳の前頭葉や辺縁系と呼ばれる部分が刺激され、瞬時に発汗します。
③味覚性発汗といい、主に辛い物を食べると頭皮・顔面を中心とした上半身に発汗します
おそらく、わたしは②である
以前のペインクリニックでの治療は継続しているが、プロバンサインやパキシルなどの内服薬以外でもなにか治療薬がないか探していた。
②がもし原因になるならば、不安を取り除く薬がいいが、依存性や離脱症状がない薬がいいと考えていた。
風邪の初期に使う葛根湯やインフルエンザにも使うことが麻黄湯など漢方薬がある!と色々と調べ始めた。
自分で調べてみると2つほど当てはまるものが見つかった。
不眠やイライラ、子どもの夜尿症にも
疲れやすく、神経が過敏になることで起こる不眠症、イライラ、不安などを改善する漢方薬です。
神経症をはじめ、ストレスのような精神的な不安が引き起こす男性の性機能の低下が気になる方、神経の高ぶりによる子どもの夜泣きや夜尿症などにも用いられます。眠りが浅い、夢見が多いなどにも使われます気力をつけて精神を穏やかにする
「桂枝加竜骨牡蛎湯」は、その名のように「桂枝湯(けいしとう)」に、「竜骨」と「牡蛎」が加わった処方です。
神経の高ぶりを鎮め、不安を取り除いて気力をつけ、不安定な精神を落ち着かせます。配合生薬
桂皮(ケイヒ)、芍薬(シャクヤク)、大棗(タイソウ)、牡蛎(ボレイ)、竜骨(リュウコツ)、甘草(カンゾウ)、生姜(ショウキョウ)
神経の高ぶりを鎮め、不安を取り除いて気力をつけ、不安定な精神を落ち着かせます。
この文章を見て試しに飲んでみようと思った。
またこのとき、私は仕事のストレスで不眠症に似たような症状になっていたため、この薬を飲んでみようと思った。
飲んでみると不安に効果があったのかわからないが、夜はよく眠ることができた。
漢方薬はメーカーによって用法が違うが、できれば食前に飲んだ方がいいかもしれない
しかし、上記の漢方薬は意外と高いため半年ほどでやめてしまった。
次回二つ目の漢方薬を紹介します。
読んでいただきありがとうございました!